医科歯科開業支援
医院の開業をご検討されている先生の多くは、現在の勤務を継続されながら準備を進めることが多いかと思います。医院を新規に開業することになると、開業場所の調査、事業計画の作成、資金調達、行政への書類の提出など、大変な労力を要してしまいます。
伊藤会計事務所では、開業後の経営を高い精度でシミュレーションし、成功に導く計画を策定し先生の開業をサポートいたします。
まずは、開業無料相談
開業を悩まれている先生の様々な疑問にお答えします。
先生のイメージされているクリニック開業に、どのような準備や手続が必要か、どのようなスケジュールで準備を行えばいいかを開業スケジュール表で具体的にご説明します。また、資金面についてはどのくらいの初期投資がかかるか、開業後借入金を返済しながら十分な生活費を確保するには、最低保険点数を何万点あげればいいのか、自費でいくら収入があればいいのかなど概算でシミュレーションいたします。
開業までのスケジュール
1年前~
1. ヒアリング
先生の略歴、専門分野、目指している医療などをヒアリングシートにまとめ、方針を検討いたします。
2. 開業簡易シミュレーションの実施
先生のイメージされているクリニック開業に、どのくらいの初期投資がかかるか、また開業後借入金を返済しながら、十分な生活費を確保するには、最低保険点数を何万点あげればいいのか、自費でいくら収入があればいいのかを概算でシミュレーションいたします。
3. 開業スケジュール策定
先生のお話を伺いながら開業までのスケジュールを策定し、具体的にどの時期にどんな準備をすればいいのかアドバイスいたします。
4. 診療圏調査、開業地選定
厚生労働省の受療率のデータをもとに、診療圏内の予測患者数を調査します。
6ヶ月前~
5. 建物(内装)の見積り、医療機器の選定・見積り
6. 事業計画、資金計画の立案
建築費、医療機器購入、運転資金、推定患者数からの収支予測まで具体的にシミュレーションし、事業計画とともに資金計画を導き出します。資金計画は開業後1年の詳細な月次計画と5年後までの年次計画をたて、収入と経費・利益、さらには医院に残る資金をシミュレーションいたします。
4か月前~
7. 資金調達
当事務所では、融資の相談や申し込みの際に税理士が同行して、金融機関との交渉を行います。金融機関のご紹介も行っております。
8. 建築内装工事
医療建築は、一般住宅と違い、建築基準法はもとより医療法による制限があります。
9. 医療機器導入
診療に必要な医療機器を資金計画に沿って導入していきます。特に高額な医療機器は、採算性・稼働率等を考慮し、慎重な判断が必要です。
3か月前~
10. 助成金診断
開業時やスタッフ雇用時に、受けられる助成金がないかを診断します。
1ヶ月前~
11. 各種届出
各申請の提出には役所への提出順序と締切日があり、このタイミングを間違えると保険診療が1ヶ月先延ばしになることもあります。都道府県によっても締切日が違うため注意が必要になります。
12. 広告・内覧会
広告は医院の口コミの評判が定着するまでの開業後、1,2年は特に重要です。費用対効果を考えながら、計画的・段階的に行うことが重要です。
開業地域の方々へ内覧会を行います。診療所内の雰囲気を感じていただき、院長や看護師、スタッフを知っていただく機会になります。
開院に必要な届出
保健所
[診療所開設届]
- 開設届
- 医師免許証コピー
- 履歴書
- 結核予防医療機関指定申請書
- 敷地平面図・建物平面図
- 原爆一般疾病医療機関指定申請書
- 付近の見取り図
- 生活保護法適用事業所の申請書
- 建物構造配置平面図
- 看護師免許証コピー
- 土地・建物の登記簿謄本、賃貸借契約書
- 診療用X線装置備付届
厚生局
[保険医療機関指定申請書]
- 保険医登録申請書
- 開設届のコピー
- 履歴書
- 医師免許証のコピー、保険医登録票のコピー
[特掲診療科の施設基準に係わる届出書]
- 敷地平面図
- 建物平面図
- 付近の見取り図
- 賃貸借契約書
- 土地・建物の登記簿謄本
税務署
- 個人事業開業届出書
- 青色申告承認申請書
- 給与支払事務所開設届出書
- 青色専従者給与に関する届出書
- 源泉所得税の納期の特例の
承認に関する届出書 - 所得税の棚卸資産評価方法、減価償却資産の
償却方法の届出書
労働基準局
- 労災保険指定診療所申請書